新築一戸建て住宅購入成功方法
新築建売住宅購入を成功させる方法。購入にあたりノウハウや注意点など知っておくとためになる情報や選ぶ時のポイントなど新築住宅に関するあらゆる情報をご紹介させていただきます。
●完成済みや未完成の建築条件付き建売住宅の選び方・注意点
新築建売住宅には、施工過程において①プラン通り完成済みの住宅②プランに沿って建築中の住宅③プランは出来ているがまだ建築が開始されていない住宅④プランも未完成の建築条件付き土地、の4パターンがあります。それぞれの過程により設計の自由度や変更が可能なのかまた建売住宅を選ぶ時のポイントや注意点をまとめました。
〇完成済みの新築建売住宅
もうすでに完成している住宅の場合、基本的には内装や設備の変更が不可能となりますが、追加料金を払えばワンランク上のキッチンに交換や壁紙の交換など不可能ではないですが、完成しているものを追加料金を支払ってまでわざわざ変更される方はほとんどいませんので、完成した現状の建物を内覧して購入することとなります。
メリットは完成しているため現状を確認でき、自分の思ったイメージと違うなどの問題はおこりません。また日当たりや使い勝手などの面においても自身の目で確かめることができるのと、クロスを選んだりキッチンの色目を選んだり外壁の種類を選ぶなどが省略されますのでそういったことに時間を使わなくて済みます。
デメリットとしてはもう完成しているため自分の好きな色目や設備に変更が出来なく自由度はほとんどありません。しかし一般的な建売住宅は奇抜な色目や特殊な間取りなどは避け、万人に嫌われることのない無難な間取りや色目で建築されますので、自身のこだわりが有る方などには不向きかもしれません。
〇プランに沿って建築中の住宅
建築確認を取りプラン通りに建築中の住宅の場合は完成していない箇所については自分の好みに変更できますが完成している箇所は原則変更出来ません。室内が完成していない場合などは自身で壁紙(クロス)の色目やキッチンの色目やグレードアップなどを変更できます。
また外壁が完成していない場合なども種類をカタログの中から選択して自分好みの外壁に変更出来ますが、柱などは建っている為、間取りの変更は出来ない場合が多くプラン通りの間取りとなります。室内のイメージなどは間取りプランなどを参考に想像することとなり、若干の自由度はありますが、実際の使い勝手などは完成をまたなければなりません。
〇プランは出来ているがまだ建築が開始されていない新築住宅
ほぼ自由にプランの変更や設備の変更が可能となりますが、プランでは設備のグレードや間取り、建物の大きさなどが決まっていますので、グレードアップや建物を大きくする場合などは当初価格に差額分の追加料金が発生いたしますが当初プラン通りのグレード内での変更や間取りの変更ですと追加料金も発生することはありません。
床の色やクロスを好きな色目に選べますし、外壁の種類もカタログから好みの外壁材を選ぶことかできます。また間取りも和室プランから洋室になどに変更も可能です。ただキッチンパネルの色目から玄関のタイルの色目などたくさんの箇所の色目などを自身で選ぶことになりますので施工主との打ち合わせなど細かい取り決めが必要となりますが、その分手間をかける分自由度は大幅にアップすることになります。
〇建築条件付き土地での住宅
建築条件付きとはその土地を販売するにあたり建物は売主の指定する建築業者での建築を条件としている土地のことを建築条件付き土地といいます。売主との話し合いにより土地のみを販売が可能なこともありますが、その場合、土地の価格が高くなることがほとんどです。
建築は注文住宅と同じように自身で自由に設計することができほぼ希望通りの建物を建てることができます。またメリットとして工事中のチェックが出来るのと間取りや設計、設備などを自由に選択できます。デメリットは打ち合わせ期間などで入居迄に時間がどうしてもかかってしまうのと建物完成時のいイメージがしにくいなどが上げられますが、自身のこだわりが有る方などには向いています。
〇新築建売住宅を選ぶ時のチェッポイント
未完成の建物の場合は基礎工事をチェックしたり不明な点を施工主に質問したりできますが、完成している建売住宅の場合はどのような過程で完成しているのかがわかりません。しかし、高知市のほとんどの建売業者が数十年の経験を踏まえて施工している場合や多く苦情や欠陥が発生する事例が多くはありません。また地盤保証や住宅性の保証を付けている業者が多く比較的安心にて購入できるとおもいます。新築建売住宅を選ぶ時のチェックポイントをまとめました。
①建物の外観
建物自体が右や左に傾いたりしていないか
外壁や基礎コンクリート部分にひび割れやはがれなどがないか
屋根や軒先などが境界をはみ出していないか
日当たりや日照時間は確保されているか
②建物の室内
壁に亀裂やクロスのはがれなどはないか
床にきしみやでこぼこはないか
建具の開閉はスムーズに行えるか
プラン通りに設備や窓などが配置されているか
③その他
地盤調査や地盤保証は付いているか
住宅性能保証は付いているか
〇物件だけでなく周辺の環境もチェックしましょう
新築住宅の場合は各種の保証を付けている業者が多く比較的安心して購入できるとおもいますが、保証がない場合や地盤調査を行っていないなどの住宅は注意が必要となります。
物件を選ぶ時の注意点としてその土地や建物以外に周りの環境や交通買物などの利便性、お子様がおられる方は学校が近いか通学路は危険でないか、また騒音や悪臭は無いか、進入路や全面道路は充分な広さを確保できているかなど、周辺を歩くなどして確認することも大切です。
付近に山や高い建物などが有る場合時間帯を変えて日照時間などのチェックやゴミ置き場、不燃物はどうなのか、町内会はどうなのかなどを調べたり質問したりすることも忘れずに行いましょう。一番良い方法として購入予定物件のご近所さんに色々と質問してみるのが手っとり早く周辺のことが理解で来るのではとおもいます。